育成水槽の抱卵個体と綺麗なオスを繁殖水槽へ移動


この記事の見出しです

成長した子達を繁殖水槽へ

育成水槽のメスたちが続々抱卵中
繁殖水槽へ移動~

オス1匹と抱卵中のメス11匹

水合わせ中に孵化しちゃってた!

 

 

ところで 育成水槽 繁殖水槽 って何?

 

●「育成水槽」は 生まれてから1cmくらいになった子達を移動させる水槽で
水草少なめ・フィルター多め・エサ多め・水換え多めの水槽

 

●「繁殖水槽」は 2cmくらいで繁殖サイズになった子達を移動させる水槽で
綺麗なオス数匹とメスを十数匹隔離し交配させる水槽

水草多め・水換え少なめ・ソイル多め・TDS高めで管理

メスや稚エビが隠れれるように水草多めにして
稚エビが落ちないように 水換えも控えます

稚エビが殖えてきたら粉物のエサに切り替え

 

 

こんな感じでエビのサイズや状態によって
多少飼育環境を調整してます

 

育成水槽でどんどん抱卵しているので
繁殖水槽がぱんぱんになってきた

 

大きい個体から順にヤフオク!に出品予定
時間を見つけて 隔離・撮影をしてます

オスメス一緒にしてるから
隔離中にも抱卵してます♪

 

明日か明後日には 今隔離中のエビを出すと思うので
ヤフオク!アカウント→AquariumPEPE」要チェックです♪

 

 

 

●種親候補の若個体達

もしかしたら写真の種親候補の綺麗な若個体を数量限定で出すかもしれません

このサイズだとどこまで綺麗に成長するか読めません

 

 

自分メモ

この時期は殻の厚み(色の濃さ)で判断するのは あまり意味がないんです
※個人的に今はそう判断してます

 

「体の成長」と「色素胞の成長」の関係性で
「体の成長」>「色素胞の成長」だと 一時的に殻が薄く透けて見えて
「体の成長」<「色素胞の成長」だと 一見殻厚で綺麗に見えます

色素胞ってのは 細胞の中心部から体表に沿って放射状にのびるもので
写真の矢印の箇所がわかりやすいかも

なんとなく雪の結晶っぽく見えるやつです

この色素胞が発達していると 殻が厚く見えます
※実際に殻が厚いわけでなく 色が濃く見えているだけなんです

 

 

オスより大きくなるメスが
オスより色が薄く見えがちなのも こういう理屈かと思ってます

 

注意したいのが「体の成長」<「色素胞の成長」で綺麗に見える個体で
体の成長が遅いのが原因で 綺麗に見えている場合だと
将来的に大きくならず 種親に使えない可能性があります
※血が濃くなっているか 奇形(成長不良)

 

逆に「体の成長」>「色素胞の成長」の場合でスタイルはいいけど色がいまいちの個体
色重視で選別してしまうとあとで後悔します

体の成長がピークの後も 色素胞の成長が続くと
脱皮するたびにどんどん綺麗なっていきます
いわゆる大器晩成型

こういう個体は種親として残したいですね

 

もともとの素質は 血統(親の遺伝子)で大きく違うので
累代繁殖の流れを把握することも重要になります

 

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