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エビの調子が悪いときにまずやらなきゃいけないことは?

久しぶりにイニシャルDを読んでます PEPEです

調子悪そうだなぁ

動きが悪いよなぁ

色もくすんできてるなぁ

あーあ また1匹ひっくり返ってるよ

なんてことは
レッドビーシュリンプのような鑑賞エビを飼ってる方なら
一度は経験しているでしょう

僕もそうです

普段は調子のいいエビの様子をブログやインスタにアップしてますが
実は調子の悪い水槽に困ってます

今は繁殖水槽が2本 動きが悪く ポツポツ落ちます

こんなときは今までの経験から原因特定(なんとなくこれかなぁぐらいです)して対策をします

わからなければとりあえず水換えです

水換えしないで様子見て解決したことがないので
まずは水換えが基本になってます

この記事の見出しです

原因を探し出そう

まず大きく分かれるのが 問題が「エビ」か「水」か「環境」か?

「エビ」の場合は 寿命・脱皮不全・何かしらの病気(どんな病気があるかはわかりません)

「水(水質)」の場合は 水質悪化・ろ過バクテリア

「環境」の場合は 水温・水流・酸素濃度・エサ不足・ろ過能力

「エビ」の問題とは

血統的に無理な繁殖をしていると 見た目はキレイだけど体質が弱くなりがちで
水質の変化に弱かったり 寿命が短かったり 脱皮不全を起こしやすかったり 累代繁殖を続けるのが難しくなってきます

こんな感じで 色は濃いけど 体に比べて頭のほうが大きく見えるスタイルは血の詰まりを感じます

※色素胞の密度・成長に比べて体の成長が遅いから 色素胞が密集して色が濃く見えるんだと思います

寿命は2年くらいなので いつか必ずその時がきます
それまで大切に育てましょう

「水(水質)」の問題とは

水質が悪化すると エビのダイレクトに影響がでます
人間でいう大気汚染 ウイルスの空気感染 花粉症をイメージするとわかりやすいかも

エサを与えると 遠くからでもエサに近づいてきたり
メスの脱皮で 抱卵の舞が起きるところを見ると
エビの嗅覚?はかなり敏感だと思われます

水質が悪化すると エビの動きが悪くなったり エサへの反応が鈍くなります

ミネラル不足だと エビが脱皮不全になりやすくなります

濾過バクテリアが不足していると アンモニアの分解が追いつかずエビにダメージを与えます

塩素・農薬などの毒物混入 即エビに影響がでるので細心の注意が必要
※特に夏場は水道水の塩素量が多くなるので 浄水器のフィルター寿命に気をつけます

中でも濾過バクテリアの状態が重要で
水作り=バクテリアの繁殖 だと思ってます

調子の良かった水槽で 急にエビの調子が悪くなったときは
濾過バクテリアが急激に減少した可能性が高いです

水換えで多少バクテリアは減少しますが
たいした影響はないでしょう

酸素不足・雑菌の繁殖によって大量にバクテリアが減少してしまうと
元に戻るまでかなり時間がかかるので
エビを他の水槽に移動させるか バクテリアの追加が必要です

水質が悪化していると ドブ臭かったり・卵の腐ったような匂いがしたり・ツーンと刺激のある悪臭がします

汚染がひどければ 水槽を嗅ぐと分かる場合もありますが
水と一緒にソイルや水草を取り出し 数日放置しておくと腐敗が進むので
匂いで判断しやすいです

※調子のいい水なら 汲み置きして放置したままでも悪臭はしません

他にもいろいろあるんですが…長くなりすぎるので割愛

とにかく 水はほんと大事!

「環境」の問題とは

水量が多ければ多いほど 水質変化がゆるやかなので安心です

フィルターは 外部・スポンジ・底面どれでもいけますが
併用すると安心です

外掛けに関してはあまり試してませんが
サイズの割にろ過能力がいまいちだったので今は使ってません
※小型水槽でエビの数が少ない場合に限ってはアリかと思います

どのフィルターを使う場合でも ろ過能力の低下に気をつけます

スポンジフィルターは汚れでスポンジの目が詰まるので
定期的にスポンジをもみほぐして汚れを流します

もんだときのスポンジ硬さで汚れ具合がわかるので
固くなる前に定期的にもみましょう
水道水ではなく 飼育水や浄水器を通した水で

おすすめのスポンジフィルターは
テトラ (Tetra) ツインブリラント フィルター 超定番!
他にも フィルター スポンジ (5個 セット) のようにお得なスポンジフィルターもあります

外部フィルターも汚れがたまると流量が減り ろ過能力が落ちます
エビの場合はストレーナーにスポンジをつけているので
定期的にスポンジをもんでます

スポンジをつけていれば フィルター本体はあまり汚れないので
年に1回程度 ろ材をすすぐようにしています

おすすめの外部フィルターは

エーハイム クラシックフィルター2213 こちらのド定番!
60cm水槽に最適です

60cmより小さい水槽なら2211
90cm水槽には2215や2217 2213+2213サブフィルターの連結も効果的です

底面フィルターの場合は使うソイルによって大きく変わるので
ソイルの粒の崩れ具合をみて判断してます

底面フィルターはメンテナンスが大変ですが ろ過能力が高いので
今はメンテナンスがしやすい底面フィルターBOXを自作して使ってます

水温は 今はエアコン管理なので季節の変わり目だけ気をつければOK
夏でも繁殖しつづけてます
※冬は1,2月に抱卵が止まっちゃいます

水温よりも溶存酸素量のほうが重要で
(バクテリアが)酸欠にならないように注意してます

効率のいいエアレーションは 水面を波立たせることだと思ってます
※浮草で水面を埋め尽くさないように気をつけます

エアレーションの方法がいろいろあるので
色んなパターンで実験中してます

溶存酸素計があるので時間があるときにデータを取ってます
※計測データを公開はするかどうか検討中

水温が上がるとバクテリアの活性があがり バクテリアの酸素消費量が増えるので
エビが酸欠になりやすくなります

水温が上がると溶存酸素量が減るので
夏場は特に注意が必要です

エアコン管理ができない場合は
ファンを設置して 水面が波立つくらいの風量で
水温を下げつつ酸素供給をしましょう
※水の蒸発が早いので こまめに足し水が必要です

水面近くのほうが酸素量が多いので
水槽全体を循環できるくらいの水流が必要となります

外部フィルターなら水流の向きを調節して循環できますし
エアストーンだけでもある程度勢いがあれば循環できます

水槽内に余計なものがあると止水域ができやすいので
いらないものは取り出したり 水草を繁殖しすぎていたらトリミングが必要です

水草で水槽内が埋め尽くされた水槽で
水草を取り出したとたんに エビがバタバタとひっくり返ったことがあります

おそらく止水域にたまっていた有毒物質が水槽内に撹拌されてしまったためかと

急いで水換えをしたり 特に弱ったエビを別水槽に移動させました

水換えは丸々1本分の量を交換して ようやく落ち着き
移動させたエビは半数が復活 それでも10匹近く失いました

こういうときは大人サイズをエビのほうがダメージがでかいみたいです

60cm水槽+スポンジフィルター2基+ソイル薄敷き
が初心者にはおすすめかな

普段は 文章が長くなりすぎるし つまらないので詳しいことは書いてませんでしたが
たまにはいいかと思って 経験を交えて詳しく書いてみました

それでも書ききれていないので
YouTubeとかでしゃべりながら紹介したほうが伝わりやすいのかなぁ

まとめると 水換えは大事 バクテリアは大事ってことです

水換えしなくても調子がいいときもありますが
水換えしないほうが調子がいいとは思ってないので
やっぱり定期的に水換え(ミネラル添加)は必要だと思います

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