エビの正確なサイズの測り方教えます


アクアルームGRAMPのオーナー ペペです

最近グッピーの出産ラッシュで嬉し限りです
だいぶ涼しくなってきたので グッピーの販売も再開します

グッピーの中でも特に人気のあるRREAフルレッドと
なかなか手に入らないフルプラチナを出す予定です


ところで エビのサイズって測ったことありますか?

どこからどこまでを測るのか?
どうやって測るのか?
ちゃんと測ろうとすると結構むずかしいんです

まずは簡単にざっくり測る方法から紹介します

エビのサイズを測る前に 自分の親指のサイズを測ってみましょう

親指の爪の幅 15mm
親指の先の方 18mm
親指の爪の根元の幅 20mm
親指で一番広い箇所 22mm

これを把握しておけば ざっくりエビの大きさがわかります

水槽の手前のガラス面に来たときに すっと親指を差し出します
親指と比べてどのくらいか見比べれば だいたいエビのサイズがわかりますよ
誤差±2,3mmくらいでしょうか

ちなみに人差し指と中指をそろえた指先は 32mmだったので
3cmクラスもだいたいわかります

お店とか 目測で測るときに便利ですね

まぁ 定規があれば定規をあてればいいんですけど…


より正確にサイズを測る方法は

エビを小さいアクリルケースにいれて
方眼シートの上に置くだけ

上からスマホで撮影すれば ほぼ正確なサイズを測れます

28mmクラスのでっかいフラワータイガー!

ケースを回して 方眼マスの縦横の線と エビの向きを合わせるとわかりやすいですよ

この方法だと誤差マイナス1,2mmくらいはいけます

エビが頭をあげてしっぽを下げて傾いていることが多いので
実際より1,2mm小さく見えます

もっと正確に計測する方法も教えちゃいます

まず用意するのは一眼レフと等倍(1:1)で撮れるレンズ
僕は「EOS-1D X Mark II」+「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」を使ってます

一眼レフのセンサーサイズを把握し 等倍で撮影すると
写真のサイズ=センサーサイズとなります

「EOS-1D X Mark II」のセンサーサイズは「約35.9×23.9mm」ということなので
写真の横は35.9mm 縦は23.9mmで撮影できるんです

この状態でエビにピントを合わせて撮影します

仮に画面いっぱいにエビが写ったとしたら
エビのサイズは35.9mmということになります

さすがにそこまで大きいエビはヤマトヌマエビくらいなので
たいてい画面に収まります

正確に撮るコツは エビの真横の向きで撮ることと
ピントを合わせるのは体の中心 つまり額角(ツノ)にドンピシャで合わせます

額角のトゲトゲがくっきり写ればOKです

この写真をフォトショップで開きます

ものさしツールを使って 大きさを測ります

頭の方は 触覚鱗片(しょっかくりんぺん)の先っちょ

おしりの方はしっぽの先っちょ

この長さを測ったら2151pxありました

写真自体の横幅は2736pxです

あとは この比率をだして
センサーサイズから実寸を出します

計算式は
センサーサイズ(mm)÷写真の横幅(px)×エビのサイズ(px)=エビの実寸(mm)が出ます

このエビの場合は
35.9÷2736×2151=28.22401309

つまり28.2mmです

デカっ!!


この方法なら誤差±0.5mm狙えますよ

難しいのはエビの撮影だけです
って それが結構大変なんですよね


肝心のレンズですが
僕の使っている「EF100mm F2.8Lマクロ IS USM」が10万くらい

もっとお値打ちなものもあります
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 キヤノン用
Canon EF-S60mm F2.8マクロ USM
など 3~5万円台のレンズもあります

「最大撮影倍率:1」とか「1:1」と書いてあるレンズなら大丈夫です

中古で探せば1~2万円台で手に入るかな

サイズの計測だけじゃなく 普通にエビの撮影に使えますので
1本持っておくと なにかと便利ですよ

ちなみにこのフラワータイガーはヤフオク!に出す予定ですので
気になる方は ブログやインスタ・ヤフオクをチェックしてくださいね



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