夏のエビ発送 保冷剤の効果検証 実践テスト編


この記事の見出しです

前回までの検証データ

発泡スチロール内の気温と水温の変化を計測してみた(グラフ公開)

発泡スチロール内の気温と水温の変化を計測してみた(グラフ公開)その2

 

自宅玄関に置いて実験してましたが…
やはり実際に発送したときのデータが知りたくなり
県内で実際に発送してみました

 

今回は2パターンで実験

ヤマトくんにも実験のお手伝いをしてもらいます
温度計測器とともにパッキング

 

パターンA(写真右側)は 保冷剤(500mlペットボトル)1個

パターンB(写真左側)は 保冷剤2個

箱の中にも温度計測器を設置

 

新聞紙でくるんで 隙間をつめて

梱包します

 

箱の外側に 外気温用の温度計測器を貼ります
特に配送中のトラックの中の温度が気になるので

今回は15分おきに温度を記録するように設定しました

 

 

 

計測結果をグラフで公開

荷物は 21日発送 22日到着で
・21日16時に 梱包
・17時前に 配送業者の営業所へ持ち込み
・たぶん19時過ぎに 営業所から配送センターへ移動
・おそらく22日8時30分ころに 配達の準備開始
・おそらく9時30分ぐらいから トラックに積み込み出発準備
・22日10時42分に 自宅に到着
・計測終了まで 自宅玄関に放置
といった動きです

 

まずはパターンAの結果から

※別画面でグラフを表示する

 

続いてパターンBの結果

※別画面でグラフを表示する

 

●グラフの結果

水色が 水温
青色が 梱包内の温度
黒色が 外気温

 

パターンAの場合

梱包直後に 箱内温度と水温が低下してますが
温度計測器を設置したばかりで変化しただけなので 16時~17時は無視です

外気温が17時前後で上昇してるのは アクアルームから営業所・倉庫へ移動したため

箱内温度と水温は 保冷剤が効いていて翌日の朝まで安定

22日朝 保冷剤の効果が切れてきたのか上昇…その後 降下?
外気温が急降下してる!?

なにが起きたんだろ? クール便なの? いやいつものトラックでしたよ

どうやら配送トラックの荷台はかなり涼しいようです
※今度ドライバーさんに聞いてみます

肝心の水温は常時24℃前後をキープしており
安心して発送できる結果となりました

 

パターンBの場合

外気温は同様ですが こっちは保冷剤が効きすぎたようで
翌日の朝まで 箱内温度・水温ともにぐんぐん低下しました

翌日朝から箱内温度が徐々に上がりましたが
水温は16℃をキープしたまま

冬の寒い時期は 16℃くらいに低下しますが
エビは低温には耐性があるので 無事に届きます

今回もヤマトくんは元気な状態でした

保冷剤は入れすぎてもよくないんですね
まぁ水温が上がるよりは安全ですけど

 

ということで
今の時期 最高温度が32,33℃くらいであれば
80サイズの発泡スチロールに冷凍500mlペットボトル1本入れておけば
安心してエビの発送ができそうです

もう少し暑くなったり 午前中指定が間に合わない地域への配送は
少し保冷剤を追加したほうが安心ですね

 

夏画のエビの発送で不安な方は この結果が参考になれば幸いです

受け取る側も 少しは安心できるかな

 

 

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